地盤とはまさに生活の基盤と言えます。 地盤改良、地盤調査はそれだけに非常に責任あるとても重要な仕事です。地盤でお悩みの方、不安を抱えている方、ぜひ当社にお任せください。
記録紙を見るときのポイントは?
全自動調査機械の進歩によって、ロッドが貫入した深さや半回転数等は、自動的に記録できるようになった。そして、そのデータから地盤の支持力を計算する式が、国土交通省の告示で示されいる。手動のスウェーデン式サウディング試験が導入された初期の時代に比べれば、確かに大きく前進したが、単に数値から支持力を算定するだけで、地盤の実際の強さや沈下の危険性を、一概に判断できるものではない。
例えば、その敷地が「盛土なのか、切土なの、埋め戻し土なのか」といった条件によって、たとえ支持力が同じでも、実際の沈下量には差が生じる。また、「半回転数が多ければ安心できる地盤なのか、半回転数が少なければ安心できない地盤なのか」といった最終的な判断は、その地域で手回しの調査を長年経験した人でなければ、なかなか正確にはできないだろう。
すなわちスウェーデン式サウンディング試験は、調査する人の経験と技能が決め手となる調査方法でもあるのです。単純に計算結果だけをもとに設計、施工したら、大きな事故を起こす可能性すらある。自動化された機械に頼るだけでなく、今後もベテランの技能や知識が継承されていくことが大切といえます。
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