地盤とはまさに生活の基盤と言えます。 地盤改良、地盤調査はそれだけに非常に責任あるとても重要な仕事です。地盤でお悩みの方、不安を抱えている方、ぜひ当社にお任せください。
地名で地盤はわかりますか?
昔の人が「その場所を呼んだ言葉」が地名の起源であり、地名はその土地の特色を表していることが多い。いくつかの典型的な例を紹介します。
①梅田
梅田は「うめだ」、つまり「埋めたところ」「埋まったところ」という意味。平坦地なら「窪地を埋めた所」、斜面の下なら「斜面が崩れて埋まった所」だといわれる。前者は湿気が多く軟らかい地盤で、後者は地滑り地盤ということになる。
②久保
「久保」がつく地名も多い。この地名の始まりは「窪」、すなわち「くぼんだ場所」だ。大久保、中久保などは、窪みの大きさによって名づけられたのだろう。窪地には水やゴミなどが集まるので、湿気が多く、軟弱な地盤である可能性が高い。
③津、渚
「水辺と陸地の境」を表す地名も、地図でよく見かける。例えば「津」は、港、船着場を表す言葉。「津」がつく地名は多く、その土地に港があったことを示している。大阪府枚方市は、海から離れているが、昔はそこまで大阪湾が入ってきていた名残であろう。
④地滑りを示す動詞
「地滑り」を表す動詞が地名に変化したケースも多い。「柿」「掛」は「かける」、つまり「欠ける」が語源になっていおり、地滑りで「土地が欠けている」ことを意味している。「鶴」は「ずる」が語源で、土地が「ずり落ちる」から来ている。宮崎県えび市には、「水流」と書いて「つる」と読む地名があるが、これも地滑りに関係すると考えられる。
「呉」「暮」は「くれ」、「久里」「栗」は「くり」で、これは土地が「崩れる」が語源。鹿児島に多い「迫」は、地滑りで土地が「迫ってくる」という意味。「佐古」「瀬古」も、「迫」と語源は同じである。
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